もすもすスープの暮らし

記述には時差があります。ゆるくイタリア語を学習しています。

雑草さらにイキイキ

東京と田舎の家を行き来している。昨日、ほぼ3週間ぶりに田舎の家にやってきた。

春以降、来るたびに、庭の雑草の勢いにおそれおののくが、前回(3週間前)じゅうぶん、おそれおののいたと思ったのだが、今回、まだまだ甘かったと思い知らされた。

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ここは家庭菜園の(はず)なのだが、ほぼ野原状態である…。あたり一面の緑。まずい…。

ちなみに作物としては、ねぎとかにらとかジャガイモとか、手がかからなそうなものばかりを植えている。

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作物を植えているところは、「なんちゃって畝(うね)」を作っていたのだが、もはや、「畝」らしさは限りなくゼロに近い。

そして、作物を植えてるあたりは(これでも)がんばっているほうなのだが、写真手前側は、もうひどい…。

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……。

以前、UR(都市再生機構)の集合住宅の敷地の雑草をヤギに食べてもらう取り組みのニュースを見たことがあって、「うちにもヤギが一匹いたら…♡」などと夢想したことがあったが、これはきっとヤギも食べてくれなさそうなタイプの草である気がする。

ひと月一冊の英文読書を

昨年末、英語の勉強をし直そうと思ったときに「洋書をひと月に1冊は読もう」と、なんとなく決めた。

自分の決意は、往々にしてあっさり破られるので、たいした決意ではないのだが、それでも、珍しく仕事が忙しかった今月、英文読書ができないのが、ずっと気になっていた。今日は5月の最終日。今日読まねば、5月の英文読書は0冊になってしまう…! という危機感から、家にあった子ども向け(おそらく小学校1~2年生向け程度)の本を読むことにした。

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MR MAJEIKA 

というわけで、本日数時間で読了! 新しくやってきたクラス担任は、実は腕がいまひとつな魔法使いで、いろいろな騒動が持ち上がる、というお話。ある程度人気のある本らしく、シリーズものになっている。が、内容的には、おとなが読むにはかなり(とても)物足りない。が、おかげで1冊読めたので、よしとする。

 

雑草イキイキ

少し目を離したスキに、田舎の家の庭の雑草が活力を増している。

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庭の草木と一体となって、あちこちもうタイヘンなのである。

当たり前だが雑草の植生にも季節があるようで、3月には可憐な青い花をつけるオオイヌノフグリが大手をふるっていたが、

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今回は黄色い花をつけたカタバミが目立つ。カワイイ…気もするが、種をはじきどんどん増えていく。決して甘く見てはいけない。

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そして、今回の敵将はなんといっても、スギナとドクダミである。

前回、ちょっとかわいいツクシをそのままにしたのが間違いだった…。まだ小さなドクダミを「葉の形は悪くないな…」なんてお目こぼしをしたのが過ちだった…。スギナもドクダミも根を張り、すさまじい繁殖力で、庭を侵食しつつあるのである…。

抜いても抜いても、根が残り、「ああ…次回はどうなっているやら…」と、悪い予感を抱かせる。

 

こんな本もあるけれど…、

そして、その通りだと思うけれど、「もー、それどころではない!」というのが今の(そして、これからの)季節なのである。

本日の勉強 18/04/13 Fri

☑ NHKラジオ まいにちイタリア語入門(本日分聴く)

☑ NHKラジオ ラジオ英会話(本日分聴く)

☑ NHKラジオ 英会話タイムトライアル(本日分聴く)

☑ NHKラジオ まいにちイタリア語 音読(2017年7月3日分 10分)

 

あまり勉強ができていないのは、(最近としてはめずらしく)仕事が忙しいから。イタリア語の音読は、過去のNHKのテキストを使って、ダイアログを繰り返し読み、合計500回になったら、別のダイアログに取り組むことにしている。500回読むのも時間がかかるのだが、500回くらいでは、空(ソラ)で暗唱するまでにはいかない。以前1000回読んでみたときは、結構長めの(そして自分にとっては難し目の)文章でも暗唱できるようになって、自己満足にひたれたのだが、どうにもこうにも時間がかかりすぎるのだ。

1000回音読して覚えた文章は、1年経っても覚えている。回数って、あなどれない。

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今も覚えているのは、これ。Leonardo da Vinchi è pittore più famoso del mondo, ma sono pochissime le sue opere compiute; レオナルド・ダ・ヴィンチは世界で最も有名な画家のひとりですが、彼ほど完成作の少ない画家もほかにいません…という文で始まる。

 

心躍る!ジョン万次郎の青春の物語 HEART of a SAMURAI(邦題:ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂)読了!

アメリカの児童文学者、マーギー・プロイスによる、ジョン万次郎の物語。優れた児童文学に贈られるニューベリー・オナー賞を受賞(2011年)している。まったく期待していなかったのだが、とてもおもしろかった。ハラハラあり、ピンチあり、心の葛藤あり、初恋の痛みあり、成功あり、そして出会いと別れがあり、話はおさまるところへおさまり、読後感は非常にさわやか! だいたい万次郎がゴールドラッシュに沸くカリフォルニアに行き、あの、映像でよく見る、川に平たい皿を入れてザーラ・ザーラというのをやり、(おまけに)ちゃんと金をゲットできていたなんて知りもしなかった。

むかし日本人作家による子ども向けのジョン万次郎伝を読んだときは、「万次郎は数々の苦難に会いましたが、努力をして道が開け、とても立派な人になりました、マル」みたいな教科書的な展開に辟易したのだが、この“HEART of a SAMURAI”は、若々しく好奇心にあふれた万次郎の青春と冒険の物語になっている。ジョン万次郎がこんなに魅力的な人物だったとは! 

そして、予想もしていなかったのが、このジョン万次郎の物語が(というか、ジョン万次郎の人生が)、「非常に現代的」な物語であることだ(であるからこそ、ニュー・ベリー賞を受賞しているのだろうが)。

ジョン万次郎は、最初に救助されたアメリカの捕鯨船の中でも、アメリカに渡ったあとも、いわれのない差別やいじめを経験する(でもその他の多くは好人物ばかりだ)。物語の中で敵役として「大」活躍する船員のJollyは万次郎たち日本人のことを毛嫌いして、naked cannibals(裸の人食い野郎)、heathen(野蛮人) wretched pagan(惨めな異教徒)、 dirty spying Chinaman(薄汚いスパイ野郎)と、口汚く罵る。悪口というのは(芸でない限り)、たいがいにおいて語彙貧困。裸でもないのにnaked cannibals(裸の~)なんていうあたり、幼稚で、どの国でも「あるある」という感じである。

しかし、一方、万次郎と一緒に救出された日本人たちも、アメリカ人のことをbarbarians(野蛮人)と言い続ける。まだ外国人というものに遭遇したことがなく、「海の向こうには、自分たちとは違う野蛮人が住んでいるらしい」という話をそのまま信じていたときだけでなく、アメリカの船に救助され、食べ物と着る物を与えられ、親切にされたあとも、である。

捕鯨船がハワイのオワフに寄港し、万次郎と仲間の日本人が船を降りるとき、船長は、彼らが新生活を始めるにあたって困らないようにと、新しい服を一揃いと、それぞれにお金を与える。5人もいるのに、それぞれに。なんて親切!

でも、そんな直後でさえ、万次郎の年長の友人の五右衛門は万次郎に言う。

“You’re not really going to go with those barbarians, are you?”

(あいつら野蛮人といっしょに行っちゃうんじゃないよね?)

それに対して万次郎は、

“How can you still call them barbarians?”

(まだあの人たちのこと野蛮人だなんてよく呼べるね)と驚く。

そして、自由の国・アメリカの精神に触れ、貧しい漁師の子であっても何者にかなれる可能性があることに心をときめかし、未知の世界のぞいてみたいと思う万次郎に対して、同じ貧しい漁師の子である五右衛門は、自分自身がほぼ日本社会では最下層に位置するにもかかわらず、その社会こそが正しいのだと、万次郎をなじる。

“What’s that supposed to mean?” Goemon said, kicking at a stone.

“I think it means that we can do great things in our lives――things people will remember.”

“No, we can’t !”Goemon said. “We are just humble fishermen. Only big important people―― the shogun, the daimyo, maybe this captain―― they can do great things.”

“That’s what I used to think, too. Back home, I always knew that I would just be a fisherman. I never questioned it; I know we never asked ourselves what―― or who ――we wanted to become. Why should we? We always knew. But what if we could do important things, too? Captain Whitfield said that if I work very hard, someday I could become a captain of a ship!”

“That’s as stupid as when you said you were going to become a samurai ! ”Goemon said. “You shouldn’t want to be what you can’t be.”

なんともやりきれない五右衛門のセリフ。 “You shouldn’t want to be what you can’t be.”

目の前に新しい価値観、新しい世界が現れても、あくまでも自分たちが知っているものだけに固執し、新しいものを受け入れられない万次郎以外の仲間たち。自分がごく当たり前だと思っていた考えかた・文化・精神のようなものを自分で打ち壊すのがいかに難しいか(そして、万次郎のような人物にとってはいかに簡単か!)がわかる。五右衛門なんて万次郎同様、(しがみついている旧世界で)持っているものはとても少なかったのに! 捨てるのは簡単だったはずなのに、捨てられないのだ。

これは小学校中~中学生くらい向けに書かれた物語だと思うが、グローバルな世界で立ちすくんでいる大人にこそ読まれるべき物語かもしれない。

 

英語は難しくないので、高校生くらいだったら読めると思う。

 外国のひとが日本文化に触れるときの、安直な「サムライ」連呼があまり好きではなくて、昨年あたりこの本が評判になったときもスルーしていたが、Amazon Primeのお試し期間中に「タダなら…」と読んでみての大ヒット。自分の2018年の読書のベスト3には入る1冊になると思う。

 

日本語もある。やたら力強い表紙。

金原瑞人さんなので、きっと上手に訳しているんだと思う。

本日の勉強 18/04/10 Tue

☑ NHKラジオ まいにちイタリア語入門(本日分聴く)

☑ NHKラジオ ラジオ英会話(本日分聴く)

☑ NHKラジオ 英会話タイムトライアル(本日分聴く)

☑ NHKラジオ まいにちイタリア語 音読(2017年7月31日分 10分)

☑ NHKラジオ 基礎英語3(同上先週火曜日分)

☑ Speaking もっとやさしい起きてから寝るまで英語表現600(Chapter2半分)

☑ Reading Margi Preus  Heart of a Samurai

 

“Hear of a Samurai”は、アメリカ人作家による、子ども向けのジョン万次郎の物語。間違えて、Amazon Primeの「お試し」に申し込んでしまい、特に特典を利用することもなく(1度、衣類乾燥機を翌日配送にしてもらった)、もったいないので、Kindleで読める本を探して、これを選択。あまり期待していなかったのだが、かなりおもしろい。向こうの子ども向け(小学中学年~高学年向けくらいか)なので、読みやすいところもいい。あと数日で、Amazon Primeの期限が切れそうなので、それまでに読んでしまわなければ…!

 橘玲さんの「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」は、ゆっくり読みたかったのに、2日で読了。日本語の本はすぐ読み終わってしまうのが、いいところで、残念なところ。おもしろかった。フリーランスの世界で生きるものとして、この世界を力強く、楽しんで生きていきたい。伽藍はとっくの昔に捨ててきているのだが、バザールで自分の居場所を見つけているともいいがたい状態。